合併に反対する出光創業者が昭和シェル株式(5002)を0.1%取得した。
目的は出光興産(5019)が予定していた相対取引でのロイヤルダッチシェルからの株式取得を邪魔するためである。
上場株式においては1/3超を保有する株主から株式を取得するためにはTOB(市場公開買付)をしなければならないというルールを逆手に取ったものである。
TOBであればロイヤルダッチシェル以外の株主も売却する権利を保有することになり、出光興産にとって買取資金が多額に必要となってくるのである。
しかし、現在ロイヤルダッチシェルの昭和シェル株保有割合は33.3%であり、ロイヤルダッチシェルが市場で昭和シェル株式を売却し33.2%となった場合にはTOBは不要となる。
昭和シェルに売り圧力が生じてしまう可能性がある。
目的は出光興産(5019)が予定していた相対取引でのロイヤルダッチシェルからの株式取得を邪魔するためである。
上場株式においては1/3超を保有する株主から株式を取得するためにはTOB(市場公開買付)をしなければならないというルールを逆手に取ったものである。
TOBであればロイヤルダッチシェル以外の株主も売却する権利を保有することになり、出光興産にとって買取資金が多額に必要となってくるのである。
しかし、現在ロイヤルダッチシェルの昭和シェル株保有割合は33.3%であり、ロイヤルダッチシェルが市場で昭和シェル株式を売却し33.2%となった場合にはTOBは不要となる。
昭和シェルに売り圧力が生じてしまう可能性がある。