8/9にダイキン工業(6367)が第1Qの決算発表を行った。
前年同期比で売上高は1.1%増の535十億円、営業利益は17%増の71十億円、最終利益は32%増の49十億円と増収増益となった。
円高が進む中、海外依存度が高い企業は軒並み減収減益となっているもののダイキンは厳しい為替環境の中、増収増益を達成した。
ダイキンの海外依存度(海外売上割合28/3期通期数値)は75%であり、特に米国24%、中国17%と高い。
ドル円の円高進行及び中国の景気不透明感の中、増収増益を確保できたことは注目に値する。
欧州・アジア・オセアニアでの販売が好調に推移したこと等により増収増益となった。
主要セグメントである「空調・冷凍機事業」では6月からの猛暑もあり国内向け業務用エアコン、住宅用エアコンがともに売上増となった。欧州でも住宅用空調機器が好調であり、サウジアラビア、トルコでも業務用・住宅用空調機器は好調であった。中国向けでは現地通貨比較では増収だったものの為替の影響により円建てでマイナス、米国でも為替の影響により売上高は前年同期比マイナスとなった。
通年予想は売上高2,080十億円、営業利益220十億円、最終利益140十億円であるため、第1四半期は非常にいい進捗となった。業績変更はないものの業績予想の上ぶれ含みであると考えていいであろう。
貸借対照表項目に関して株主資本は利益計上により増加し914十億円となったが、純資産額は包括利益累計対象となる為替換算調整勘定が1Qでマイナス97十億円となり79十億円減少し、自己資本比率も43%に落ち込んだ。
株価は8/9現在で1年前と比較し3%程度の上昇となっている。PBRは2.5倍、PER(予想ベース)は18.3倍であるが1Qの実績からはさらなる株価上昇が期待できるのではないだろうか。
前年同期比で売上高は1.1%増の535十億円、営業利益は17%増の71十億円、最終利益は32%増の49十億円と増収増益となった。
円高が進む中、海外依存度が高い企業は軒並み減収減益となっているもののダイキンは厳しい為替環境の中、増収増益を達成した。
ダイキンの海外依存度(海外売上割合28/3期通期数値)は75%であり、特に米国24%、中国17%と高い。
ドル円の円高進行及び中国の景気不透明感の中、増収増益を確保できたことは注目に値する。
欧州・アジア・オセアニアでの販売が好調に推移したこと等により増収増益となった。
主要セグメントである「空調・冷凍機事業」では6月からの猛暑もあり国内向け業務用エアコン、住宅用エアコンがともに売上増となった。欧州でも住宅用空調機器が好調であり、サウジアラビア、トルコでも業務用・住宅用空調機器は好調であった。中国向けでは現地通貨比較では増収だったものの為替の影響により円建てでマイナス、米国でも為替の影響により売上高は前年同期比マイナスとなった。
通年予想は売上高2,080十億円、営業利益220十億円、最終利益140十億円であるため、第1四半期は非常にいい進捗となった。業績変更はないものの業績予想の上ぶれ含みであると考えていいであろう。
貸借対照表項目に関して株主資本は利益計上により増加し914十億円となったが、純資産額は包括利益累計対象となる為替換算調整勘定が1Qでマイナス97十億円となり79十億円減少し、自己資本比率も43%に落ち込んだ。
株価は8/9現在で1年前と比較し3%程度の上昇となっている。PBRは2.5倍、PER(予想ベース)は18.3倍であるが1Qの実績からはさらなる株価上昇が期待できるのではないだろうか。