8/8に日清食品ホールディングス(2897)が第1Q決算発表を行った。
前年同期比で売上が10%増加の115十億円、営業利益が22%増加の6.8十億円となった。
日清食品事業はカップめん(カップヌードル、どん兵衛、やきそばUFO)売上が好調であり3.2十億円の増収、1.6十億円の増益であった。
明星食品部門は売上横ばいだったものの販売費の増加によりセグメント利益は51.8%減少し0.4十億円となった。
また、米州向けも好調で売上が4.7十億円、セグメント利益で0.8十億円(前年同期は△0.2十億円)の増加となった。
前第3四半期連結会計期間より連結子会社化したニッシンフーズブラジルLtda.の寄与があったためである。
しかし、営業外損益区分において為替差損0.8十億円、前年あった有価証券売却益0.8十億円がないなど、経常利益では前年同期比でマイナス1.2十億円の7十億円となった。
一方、7/29に東洋水産(2875)の第1Q決算が公表された。
前年同期比で売上がマイナス1.2%の91十億円、営業利益は17.4%増の7.2十億円であった。
国内即席麺事業と海外即席麺事業が利益の多くを占める。
国内即席麺事業においては、赤いきつね、緑のたぬきをはじめとしたカップめんが好調で2十億円の増収、0.4十億円の増益であった。
海外即席麺事業ではアメリカで苦戦し円高の影響もあり3.5十億円の減収となったものの、原材料コストの低下や物流コストの削減によりほぼ横ばいの利益を確保できた。
営業外損益、特別損益に大きな項目はなく、経常損益は前年同期比+1.1十億円の7.6十億円となった。
前年同期比で売上が10%増加の115十億円、営業利益が22%増加の6.8十億円となった。
日清食品事業はカップめん(カップヌードル、どん兵衛、やきそばUFO)売上が好調であり3.2十億円の増収、1.6十億円の増益であった。
明星食品部門は売上横ばいだったものの販売費の増加によりセグメント利益は51.8%減少し0.4十億円となった。
また、米州向けも好調で売上が4.7十億円、セグメント利益で0.8十億円(前年同期は△0.2十億円)の増加となった。
前第3四半期連結会計期間より連結子会社化したニッシンフーズブラジルLtda.の寄与があったためである。
しかし、営業外損益区分において為替差損0.8十億円、前年あった有価証券売却益0.8十億円がないなど、経常利益では前年同期比でマイナス1.2十億円の7十億円となった。
一方、7/29に東洋水産(2875)の第1Q決算が公表された。
前年同期比で売上がマイナス1.2%の91十億円、営業利益は17.4%増の7.2十億円であった。
国内即席麺事業と海外即席麺事業が利益の多くを占める。
国内即席麺事業においては、赤いきつね、緑のたぬきをはじめとしたカップめんが好調で2十億円の増収、0.4十億円の増益であった。
海外即席麺事業ではアメリカで苦戦し円高の影響もあり3.5十億円の減収となったものの、原材料コストの低下や物流コストの削減によりほぼ横ばいの利益を確保できた。
営業外損益、特別損益に大きな項目はなく、経常損益は前年同期比+1.1十億円の7.6十億円となった。
項目
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日清食品 (2897)
|
東洋水産(2875)
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売上規模
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500十億円(予想)
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395十億円(予想)
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営業利益(年実績)
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26.3十億円
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28.3十億円
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営業利益(年予想)
|
27十億円
|
29十億円
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当期利益(年予想)
|
22十億円
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20.5十億円
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純資産額(直近Q)
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359十億円
|
260十億円
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株主資本比率
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65%
|
75%
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時価総額(8/8現在)
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631十億円
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453十億円
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PBR
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1.61
|
1.66
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PER
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26.3
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20.3
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海外依存度(売上)
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18%(米州、中国セグメント)
|
17%(海外即席事業)
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売上規模は日清食品が大きいが利益規模は両社とも同レベルである。
利益規模が同じにもかかわらず時価総額は日清食品が大きいということは、売上規模が大きいことにより今後の利益改善効果が見込める(広告販促費は日清食品で96十億円/年、東洋水産が66十億円/年と日清食品が大きい)。もしくは将来性がよりあると市場から認識されているのではないか。結果PERも日清食品が高くなっている。
直近1年間の株価では、日清食品が12%の下落で東洋水産が15%程度の下落であり変動割合は大きく変わらない。