MBKP Resort がアコーディア・ゴルフ(2131)をTOBへ

2016/11/29

企業分析

MBKP Resort によるアコーディア・ゴルフ(2131)株式のTOB実施が公表された。

新株予約権の期限切れである11/30をターゲット日として実施したTOBである。

買収者であるMBKP Resort はミドリ・ディベロップメント・カンパニー・デズィグネイテッド・アクティビティ・カンパニー(Midori Development Company Designated Activity Company/アイルランド設立)の100%子会社であり、平成27年6月に設立、本社は東京都港区赤坂、代表者は代表取締役加笠 研一郎氏である。

MBKパートナーズグループは東アジア地域に特化した独立系プライベート・エクイティ・ファームである。

本日現在、約 145 億米ドルの運用金額を有し、通信/メディア、金 融サービス、小売/消費財、ビジネスサービス、運輸、一般製造業等の分野を中心に大企業から中堅企業ま でを対象として幅広く投資を行っており、積極的に企業価値の最大化のための経営支援を行っているとのこと。

日本では、弥生株式会社、株式会 社 TASAKI(旧田崎真珠株式会社)、株式会社ユー・エス・ジェイ、株式会社インボイスおよび株式会社コメダ の投資実績ありとのこと。


買付価格:

1株1,210円(適時開示公表終値1,035円の17%のプレミアム)
新株予約権は11/30期限であり対象外の前提



目的:

MBKP Resort によるアコーディア・ゴルフ(2131)の100%子会社化、及び非上場化



買収資金:

850億円(100%)



TOB成立下限:

発行済株式の66.7%



その他:

FAは大和証券グループ、株価算定はプルータス、