アクロディア(3823)が新株及び新株予約権の第三者割当実施へ

2017/01/30

企業分析


アクロディアは財務改善、事業拡大を目的として新株及び新株予約権の第三者割当を実施することを公表した。

具体的には、200百万円を借入金の返済へ、約100百万円を渋谷肉横丁の子会社化に要する株式取得資金として利用する。

一部渋谷肉横丁株式の買取資金として利用され、増資割当先は渋谷肉横丁の株主であることから株式交換に近いスキームである。



【第三者割当の内容】


新株発行:

 払込日⇒H29/2/15

 発行新株⇒1,127,900株

  発行価額⇒266円(適時開示公表終値311円の15%ディスカウント)

 調達資金及び純資産増加額:300百万円

 調達後純資産:335百万円

 調達後時価総額(株価は公表時終値):5,338百万円

 調達後ネットキャッシュ:▲108百万円

 割当先:田邊 勝己(株式会社渋谷肉横丁の100%株主)、増資後に田邊氏は筆頭株主となる。



新株予約権発行:

 割当日:H29/2/15

 割当個数:28,656個(2,865,600株)

 潜在株式希薄率:2,865,600株÷17,166,000株=16.7%

 発行価額:274円/個

 新株予約権:7.8百万円

 割当先:田邊 勝己、権利行使後の持株割合は19.94%(筆頭株主)となる。

 権利行使価額:266円/株

 条件:アクロディアは株価が行使価格の180%である479円を20取引日連続して超えた場合には発行価格の274円/個で買い戻す権利あり。

 

株式会社渋谷肉横丁:

 アクロディアはH29/2に渋谷肉横丁を完全子会社化する予定。

 株式取得資金は総額で574百万円を見込む。
 うち、約100百万円を今回の増資資金で対応し新株予約権の実行により残りの株式も取得可能となる。
 新株予約権の行使が進まない場合には支払の延期を見込んでいるが、最初の支払をもって全株式の所有権が移転したとみなして完全子会社化を完了させるとのことである。(田邊氏から借入する形での対応)
 
 株価算定は株式会社 Stewart McLaren(代表者小幡治)がDCF法にて実施。



【アクロディアの状況】


直近Q発行済株式(自己株除く):16,038,100株(第三者割当後17,166,000株)

直近Q純資産:35百万円

直近Q総資産:1,025百万円(うちのれん272百万円)

直近時価総額:311円×16,038,100株=4,987百万円

ネットキャッシュ:▲408百万円

業績:

決算期 売上 営業利益 当期純利益
15.8期実 1,485 ▲613 ▲924
16.8期実 2,280 ▲330 ▲504
17.8期予 3,306 87 ▲42