三井物産(8031)第1四半期決算発表

2016/08/04

企業分析

8/3に三井物産(8031)の第1四半期決算が発表された。

前年同期比で売上は△20.5%の1,019十億円、最終利益は△36.9%の64十億円と大幅に落ち込んだ。
米州での売上減少、鉄鋼製品、機械・インフラセグメントの不振が要因である。

ただし、通期予想での最終利益は200十億円であるため1Qの利益としては年間予想に対して十分ではある。

なお、純資産額は直近決算期から288十億円減少し3,378十億円となった。
外貨換算調整勘定の△60十億円、持分法適用会社関連(こちらも外貨換算影響かと思われる)が△181十億円と純資産へのマイナスの影響として大きい。円高の進行が影響していることが分かる。