対外及び対内証券売買契約等の状況

2016/08/04

経済

財務省が8/4に「対外及び対内証券売買契約等の状況」を公表した。

対外証券投資【居住者による外国証券の取得・処分】は株式、債権ともに7月最終週の一週間で純増で合計+4,056億円となった。
7月はすべての週で純増であり、円高を背景とした対外投資が積極的に行われていることがわかる。

一方、対内証券投資【非居住者による日本証券の取得・処分】について、7月最終週でみると株、投資ファンドはマイナス955億円に対して長期債権は+10,912億円、短期債権も+11,229億円と大幅な買い越しとなっている。

海外投資家は日本株を売り、債権を大幅に買い増ししていることが分かる。