8/31にパレモ(2778)株式についてフェニックスキャピタルグループが公開買付する旨が公表された。
ユニーグループにとっては、ノンコアビジネスの切り離しの一環として8/17のさが美株売却につづくTOB公表である。
【ディスカウント率】
買付価格 100円(8/31終値が287円であり65%のディスカウント)
⇒さが美(8201)の場合は30%のディスカウント
買取価格については第三者算定機関に依頼していない。
パレモとしてはTOBには賛成であるが、買付価格については意見を保留する旨を公表
⇒ディスカウント率が非常に高いため意見は保留とのこと
【買収額】
買付予定株数は7,493千株で749百万円
⇒さが美の場合は株式12億円+債権18億の投資
7/1時点で760百万円で買取意向書提出
この時点での株価は209円
【パレモの直近の業績】
2014/2期~2016/2期にかけて売上高は36十億円から27十億円へ減少しているものの営業利益は▲481百万円から+136百万円へ改善している。
また、直近Qの2016/5月の1Qでは経常利益を357百万円計上(前期比180%)しており、2017/2期の今期予想は売上23十億円、営業利益370百万円となっていた。
直近純資産は2,015百万円であり、フェニックス取得見込持分は2,015百万円×35%=705百万円となりディスカウント率が高いとはいえ、45百万円程度の「のれん」は含みの金額と言える。
⇒さが美の場合はそもそもPBRが1以下であり、債権放棄もあり負ののれんが発生するレベルであった。
【株価の見通し】
さが美の場合はTOB価格が30%のディスカウントであったにもかかわらず翌日株価が80⇒90へ大幅上昇した。(8/31時点では78である)
パレモの場合は、TOBディスカウント率が高く、債権放棄もなく現時点でののPBRが1.7を超えているため上値は重いと考えられる。
ユニーグループにとっては、ノンコアビジネスの切り離しの一環として8/17のさが美株売却につづくTOB公表である。
【ディスカウント率】
買付価格 100円(8/31終値が287円であり65%のディスカウント)
⇒さが美(8201)の場合は30%のディスカウント
買取価格については第三者算定機関に依頼していない。
パレモとしてはTOBには賛成であるが、買付価格については意見を保留する旨を公表
⇒ディスカウント率が非常に高いため意見は保留とのこと
【買収額】
買付予定株数は7,493千株で749百万円
⇒さが美の場合は株式12億円+債権18億の投資
7/1時点で760百万円で買取意向書提出
この時点での株価は209円
【パレモの直近の業績】
2014/2期~2016/2期にかけて売上高は36十億円から27十億円へ減少しているものの営業利益は▲481百万円から+136百万円へ改善している。
また、直近Qの2016/5月の1Qでは経常利益を357百万円計上(前期比180%)しており、2017/2期の今期予想は売上23十億円、営業利益370百万円となっていた。
直近純資産は2,015百万円であり、フェニックス取得見込持分は2,015百万円×35%=705百万円となりディスカウント率が高いとはいえ、45百万円程度の「のれん」は含みの金額と言える。
⇒さが美の場合はそもそもPBRが1以下であり、債権放棄もあり負ののれんが発生するレベルであった。
【株価の見通し】
さが美の場合はTOB価格が30%のディスカウントであったにもかかわらず翌日株価が80⇒90へ大幅上昇した。(8/31時点では78である)
パレモの場合は、TOBディスカウント率が高く、債権放棄もなく現時点でののPBRが1.7を超えているため上値は重いと考えられる。