RIZAPグループがジーンズメイト株式の公開買付と第三者割当引受を実施することを公表した。
RIZAPグループはTOB買取額と増資出を合わせて15億円程度の資金拠出を行ないジーンズメイトを子会社化(64%保有)する。
なお、ディスカウントTOBによる手法でありジーンズメイトの上場は維持される見込みである。
【TOBの内容】
買付価格:160円/株
ディスカウント率:適時開示公表日の終値が209円/株であることからディスカウント率は23%。
買付期間:H29/1/17~H29/2/13
TOB成立要件:
TOB成立のための下限買付予定数は5,748千株(所有割合52.6%)、下限買取価格は920百万円(160円×5,748千株)であるが、創業者である西脇氏をはじめとした関連者のみの合意で達成可能な下限株式数である。
また、下限を超えた応募があった場合には全ての株式を買い取る予定である。
しかし、ジーンズメイトの上場は維持させる方針であり上場廃止基準に該当してしまう場合には立会外分売や売り出し等の上場維持のための方策を採るとのこと。
ジーンズメイトは東証1部上場であり、上場廃止基準として株主数400人、流通株式数(役員保有株、自己株、10%超株主以外)2,000単位、流通株式時価総額500百万円のハードルがある。
【第三者割当の内容】
割当先:公開買付け者であるRIZAPグループ
払込期間:H29/2/20~H29/3/31
発行株式数:3,450千株
発行価格:187円/株、発行価格総額は645百万円
【ジーンズメイト(7448)の業績】
売上高:H24/2期~H28/2期にかけて減少傾向にあり11,533百万円あったものが9,308百万円まで落ち込んでいる。
経常損益:H24/2期~H28/2期にかけて黒字はH27/2期の75百万円のみでありその他の期間は赤字である。特に直近のH28/2期の赤字は629百万円に上った。
当期純損益:H24/2期~H28/2期にかけて全ての期で赤字であった。
純資産額:H24/2期は6,381百万円であったものがH28/2期は4,746百万円まで落ち込んだ。直近のH28/2期の一株純資産は434円、直近四半期であるH28/11期の純資産は4,085百万円であり一株純資産は●●円である。
【子会社化の影響】
ジーンズメイトは直近5年は赤字を継続しており、純資産も毀損しつつあった。
しかし、有利子負債はなく直近四半期の自己資本比率は71%と比較的高かった。
また、直近のPBRは0.52倍(株価は209円前提)であるため160円/株での買付総額920百万円①に対する純資産取得額は4.085百万円×52.6%=2,148百万円②となるため、②-①=1,228百万円の負ののれんが計上されることとなる。
RIZAPグループはTOB買取額と増資出を合わせて15億円程度の資金拠出を行ないジーンズメイトを子会社化(64%保有)する。
なお、ディスカウントTOBによる手法でありジーンズメイトの上場は維持される見込みである。
【TOBの内容】
買付価格:160円/株
ディスカウント率:適時開示公表日の終値が209円/株であることからディスカウント率は23%。
買付期間:H29/1/17~H29/2/13
TOB成立要件:
TOB成立のための下限買付予定数は5,748千株(所有割合52.6%)、下限買取価格は920百万円(160円×5,748千株)であるが、創業者である西脇氏をはじめとした関連者のみの合意で達成可能な下限株式数である。
また、下限を超えた応募があった場合には全ての株式を買い取る予定である。
しかし、ジーンズメイトの上場は維持させる方針であり上場廃止基準に該当してしまう場合には立会外分売や売り出し等の上場維持のための方策を採るとのこと。
ジーンズメイトは東証1部上場であり、上場廃止基準として株主数400人、流通株式数(役員保有株、自己株、10%超株主以外)2,000単位、流通株式時価総額500百万円のハードルがある。
【第三者割当の内容】
割当先:公開買付け者であるRIZAPグループ
払込期間:H29/2/20~H29/3/31
発行株式数:3,450千株
発行価格:187円/株、発行価格総額は645百万円
【ジーンズメイト(7448)の業績】
売上高:H24/2期~H28/2期にかけて減少傾向にあり11,533百万円あったものが9,308百万円まで落ち込んでいる。
経常損益:H24/2期~H28/2期にかけて黒字はH27/2期の75百万円のみでありその他の期間は赤字である。特に直近のH28/2期の赤字は629百万円に上った。
当期純損益:H24/2期~H28/2期にかけて全ての期で赤字であった。
純資産額:H24/2期は6,381百万円であったものがH28/2期は4,746百万円まで落ち込んだ。直近のH28/2期の一株純資産は434円、直近四半期であるH28/11期の純資産は4,085百万円であり一株純資産は●●円である。
【子会社化の影響】
ジーンズメイトは直近5年は赤字を継続しており、純資産も毀損しつつあった。
しかし、有利子負債はなく直近四半期の自己資本比率は71%と比較的高かった。
また、直近のPBRは0.52倍(株価は209円前提)であるため160円/株での買付総額920百万円①に対する純資産取得額は4.085百万円×52.6%=2,148百万円②となるため、②-①=1,228百万円の負ののれんが計上されることとなる。