割安株の判定をPERで判断することは重要であるが、PER算出上の変数となる「当期利益」は特別損益等の異常値を含むこともあり優良なPERとなっていても算出過程を吟味する必要がある。
8/11現在の日経平均PERは13.95倍、PBRは1.15倍となっている。1ヶ月前の7/6ではPER12.67、PBR1.03であった。
以下では表面上のPERが4.0を下回る超優良なPER銘柄4つを分析した。
8/11現在の日経平均PERは13.95倍、PBRは1.15倍となっている。1ヶ月前の7/6ではPER12.67、PBR1.03であった。
以下では表面上のPERが4.0を下回る超優良なPER銘柄4つを分析した。
項目
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倉元製作所(5216)
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広島ガス(9535)
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東京TYフィナンシャルグループ(7173)
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常盤開発(1782)
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PER低い理由
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過去2年間は継続して営業赤字、利益捻出していたセグメントを売却し今後の業績も不透明。しかし、今期予想は営業黒転、及び関係会社株式売却益1,482百万円の計上により大幅な最終黒字化。
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子会社が債務免除益2,105百万円を計上することによる予想PERが好転している。
株価/営業利益倍率は4.6倍。
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新銀行東京を完全子会社化することによる特別利益194億円を計上見込みであるため予想PERが好転している。
株価/営業利益倍率は10.6倍。
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福島県に本社を持つ建築会社。
株価/営業利益倍率は2.7倍。
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営業利益(年実績)
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▲571百万円
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5,475百万円
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14,453百万円(経常利益)
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1,850百万円
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営業利益(年予想)
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20百万円
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4,500百万円
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8,900百万円(経常利益)
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1,300百万円
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当期利益(年予想)
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1,100百万円
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5,900百万円
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25,100百万円
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900百万円
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純資産(直近Q)
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34億円
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450億円
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2824億円
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55億円
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自己資本比率
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43%
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43%
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5%
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42%
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時価総額(8/11現在)
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38億円
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211億円
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944億円
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35億円
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PBR
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1.11
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0.52
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0.46
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0.63
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PER
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3.4
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3.5
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3.9
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3.8
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常盤開発は株価/営業利益の数値は4社中最もよく、特殊要因を除いてもPERは低いと考えられる。
また常盤開発の第1Qで営業利益は前年同期比で27%の増加となっている。
建築事業利益は横ばいであるが、土木緑地事業、環境関連事業、不動産関連事業で増益となった。
年進捗率も前年比大幅改善しているため今後の株価に注目すべきである。