【事業】
利益の大部分を占めるデジタルマーケティング事業においてヤフー株式会社の提供する「Yahoo!プロモーション広告」及びGoogle,Inc.の提供する「アドワーズ広告」の取次額(媒体費用)への依存度が93%と高い。
重要な契約は「ヤフー株式会社が提供する広告サービスに関して、当社が代理店として取り扱う旨の販売代理店契約」及び「Google Inc.が提供する「Google AdWords」広告サービスに関して、当社が代理店として取り扱う旨の販売代理店契約」の2つ。
売上先はSupership株式会社向けが12%(H28.6期)と最大である。
【損益】
増収増益は継続しており、H28.6期2Qで売上高は前期比63%であるが、営業利益進捗率は201%と大幅増加となっている。
売上に対する変動費割合が低いため売上の増加がそのまま利益につながる傾向にある。販管費が前期比51%とほとんど増加がない点でも変動費割合が低いことが分かる。
【キャッシュフロー】
H28.3期は営業CFがマイナスとなった。税前利益60百万円あるものの、売上拡大による売上債権の増加が166百万円、預け金の増加が168百万円あったことが原因である。
投資も若干行なっておりフリーキャッシュフロー▲65百万円は短期借入金の増加100百万円、長期借入金の純増31百万円でまかなった。
H28.6期2Qは営業CFはプラスとなった。税前利益が160百万円と大幅増加となったものの、売上債権、預け金の増加は前期ほど大きくなかったことが要因である。投資CF、財務CFについて大きな動きはなかった。
【財政状態】
H28.6期2Qは運転資金の増加が46百万円あったものの利益の額が大きく現預金残高は56百万円の増加となった。
しかも、ネット有利子負債は63百万円減少しているため財務内容は大幅に改善した。流動資産の「預け金」が大きい点特徴がある。
【株価】
売上の伸びは落ち着いてきている感はあるが、経費のうち固定費割合が大きく若干の増加でも利益が大幅に増加する特徴がある。
9/14時点での時価総額は5,959百万円である。
PBRは13.2倍と非常に高く、予想PERは35.7倍である。日経平均PERと3倍程度の開きがあるため最終利益が3倍程度となるレベルで株価が織り込んでいる。
利益の大部分を占めるデジタルマーケティング事業においてヤフー株式会社の提供する「Yahoo!プロモーション広告」及びGoogle,Inc.の提供する「アドワーズ広告」の取次額(媒体費用)への依存度が93%と高い。
重要な契約は「ヤフー株式会社が提供する広告サービスに関して、当社が代理店として取り扱う旨の販売代理店契約」及び「Google Inc.が提供する「Google AdWords」広告サービスに関して、当社が代理店として取り扱う旨の販売代理店契約」の2つ。
売上先はSupership株式会社向けが12%(H28.6期)と最大である。
【損益】
増収増益は継続しており、H28.6期2Qで売上高は前期比63%であるが、営業利益進捗率は201%と大幅増加となっている。
売上に対する変動費割合が低いため売上の増加がそのまま利益につながる傾向にある。販管費が前期比51%とほとんど増加がない点でも変動費割合が低いことが分かる。
【キャッシュフロー】
H28.3期は営業CFがマイナスとなった。税前利益60百万円あるものの、売上拡大による売上債権の増加が166百万円、預け金の増加が168百万円あったことが原因である。
投資も若干行なっておりフリーキャッシュフロー▲65百万円は短期借入金の増加100百万円、長期借入金の純増31百万円でまかなった。
H28.6期2Qは営業CFはプラスとなった。税前利益が160百万円と大幅増加となったものの、売上債権、預け金の増加は前期ほど大きくなかったことが要因である。投資CF、財務CFについて大きな動きはなかった。
【財政状態】
H28.6期2Qは運転資金の増加が46百万円あったものの利益の額が大きく現預金残高は56百万円の増加となった。
しかも、ネット有利子負債は63百万円減少しているため財務内容は大幅に改善した。流動資産の「預け金」が大きい点特徴がある。
【株価】
売上の伸びは落ち着いてきている感はあるが、経費のうち固定費割合が大きく若干の増加でも利益が大幅に増加する特徴がある。
9/14時点での時価総額は5,959百万円である。
PBRは13.2倍と非常に高く、予想PERは35.7倍である。日経平均PERと3倍程度の開きがあるため最終利益が3倍程度となるレベルで株価が織り込んでいる。
(単位:千円) | H27.12 | H28.6 | 進捗/増減 | ||
売上高 | 3,606,544 | 2,270,288 | 63% | ||
売上総利益 | 584,526 | 417,453 | 71% | ||
販管費 | 504,124 | 255,986 | 51% | ||
営業利益 | 80,402 | 161,467 | 201% | ||
予想 | 252,000 | 64% | |||
減価償却費 | 13,034 | 0% | |||
EBITDA | 93,436 | 161,467 | 173% | ||
支配株主帰属利益 | 40,238 | 113,408 | 282% | ||
予想 | 167,000 | 68% | |||
営業CF | △41,689 | 69,721 | -167% | ||
投資CF | △23,490 | △6,345 | 27% | ||
フリーCF | △65,179 | 63,376 | -97% | ||
財務CF | 133,618 | △6,490 | -5% | ||
現預金 | 202,582 | 259,469 | 56,887 | ||
定期預金(流動) | 0 | 0 | 0 | ||
有価証券(流動) | 0 | 0 | 0 | ||
現金同等物 | 202,582 | 259,469 | 56,887 | ||
流動資産 | 1,038,778 | 1,125,764 | 86,986 | ||
流動負債 | 851,035 | 858,917 | 7,882 | ||
流動資産ー流動負債 | 187,743 | 266,847 | 79,104 | ||
うち現金短借以外 | 152,361 | 199,248 | 46,887 | ||
有利子負債(流動) | 167,200 | 191,870 | 24,670 | ||
有利子負債(固定) | 93,603 | 62,443 | △31,160 | ||
有利子負債計 | 260,803 | 254,313 | △6,490 | ||
ネット有利子負債 | 58,221 | △5,156 | △63,377 | ||
固定資産 | 61,726 | 63,681 | 1,955 | ||
固定負債 | 93,603 | 62,443 | △31,160 | ||
純資産 | 155,866 | 268,085 | 112,219 | ||
非支配株主持分 | 0 | 349 | 349 | ||
親会社所有者持分 | 155,866 | 267,736 | 111,870 | ||
ROE | 25.8% | 50.2% | |||
ROA | 3.7% | 16.5% | |||
ROI | 1.3% | 5.2% | |||
(営業利益/有利負債+時価) | ROI予想 | 4.1% | |||
上場前発行済株式 | 1,939,200 | ||||
上場時発行済株式 | 130,000 | ||||
上場時調達見込額 | 184,184 | ||||
調達後親会社所有者持分 | 451,920 | ||||
直近株価 | 2,880 | 9/14時点 | |||
時価総額 | 5,959,296 | ||||
非支配株主持分 | 349 | ||||
純有利子負債 | △5,156 | ||||
事業価値 | 5,954,489 | ||||
予想 | 実績 | ||||
EBIT倍率 | 23.6 | 74.1 | |||
EBITDA倍率 | 63.7 | ||||
PER | 35.7 | 148.1 | |||
PBR | 13.2 |