丸井織物が倉庫精練(3578)をTOBへ
H29.3.27に丸井織物が倉庫精練(3578)をを公開買付することが公表された。
部分案件であり持株比率を50.01%とすることが目的である。
また、倉庫精練は平成 29 年4月末までを期限とする上場廃止の猶予銘柄(月平均時価10億円)となっていたが、当該10億円をクリアする目的もあるとのことである。
※TOB価格×発行済株=1,054百万円となり10億円を超える。
しかし、4月中の時価がTOB価格を維持できるとは限らない。
TOB価格を前提とする買収価格は自己株を除き527百万円となる。
買収対象会社である倉庫精練(3578)は営業赤字予定であるため丸井織物の単純投資利回りはマイナスとなる。
また、時価総額にしめる最終赤字の割合が多額であり大幅なマイナス利回りとなっている。
H29.3.27に丸井織物が倉庫精練(3578)をを公開買付することが公表された。
部分案件であり持株比率を50.01%とすることが目的である。
また、倉庫精練は平成 29 年4月末までを期限とする上場廃止の猶予銘柄(月平均時価10億円)となっていたが、当該10億円をクリアする目的もあるとのことである。
※TOB価格×発行済株=1,054百万円となり10億円を超える。
しかし、4月中の時価がTOB価格を維持できるとは限らない。
TOB価格を前提とする買収価格は自己株を除き527百万円となる。
買収対象会社である倉庫精練(3578)は営業赤字予定であるため丸井織物の単純投資利回りはマイナスとなる。
また、時価総額にしめる最終赤字の割合が多額であり大幅なマイナス利回りとなっている。
【TOB当事者】 | ||||
TOB対象者 | 倉庫精練(3578) | |||
TOB実施者 | 丸井織物 | |||
【公開買付期間】 | ||||
2017/3/28 | ||||
~ | ||||
2017/4/24 | ||||
【買取株式】 | ||||
直近株価 | 124 | 円 | ||
TOB価格 | 148 | 円 | ||
プレミアム | 19.4% | |||
直近発行済株数 | 7,125,078 | 自己株除く | ||
下限買取株式数 | 3,563,252 | 株 | 50.0% | |
上限買取株式数 | 3,563,252 | 株 | 50.0% | |
下限買収額 | 527 | 百万円 | ||
上限買収額 | 527 | 百万円 | ||
【買取新株予約権】 | ||||
TOB価格 | - | 円 | ||
直近新株予約権残数 | - | 個 | ||
買収額 | - | 百万円 | ||
【TOB対象会社である倉庫精練(3578)の財務内容】 | ||||
現預金 | 1,092 | 百万円 | ||
有利子負債 | 1,714 | 百万円 | ||
純資産 | 1,402 | 百万円 | ||
総資産 | 4,580 | 百万円 | ||
計画営業利益 | (180) | 百万円 | ||
計画最終利益 | (360) | 百万円 | ||
ROE | (25.7%) | |||
ROA | (7.9%) | |||
PBR(直近時価前提) | 0.63 | |||
PBR(TOB価格前提) | 0.75 | |||
利益/時価総額 | (40.7%) | |||
PER(直近時価前提) | (2.5) | |||
利益/TOB価格総額 | (34.1%) | |||
PER(TOB価格前提) | (2.9) | |||
【TOBが丸井織物の決算にあたえる影響】 | ||||
のれん資産計上額 | (174) | 百万円 | ||
のれん償却年数 | 年 | |||
のれん償却費 | 百万円 | |||
買収後営業利益増加 | (180) | 百万円 | ||
買収後最終利益増加 | (360) | 百万円 | ||
投資利回り | (68.3%) |