【事業】
設立:2002年7月
本社所在地:東京都品川区西五反田二丁目
事業内容:クラウドERP(MA-EYES)の開発および販売を行うパッケージ事業と、顧客が構築するシステムの受託開発やIT人材の派遣を行うシステムインテグレーション事業
業種分類:情報通信業
決算:6月
上場市場:マザーズ
監査人:太陽
主幹事証券:SBI証券
社長:白岩次郎、昭和48年生まれ、東海銀行、SAPを経て当社設立
【過去の業績推移】
直近5年の推移において売上高はH24.6期が695百万円であったものがH28.6期は1,025百万円と安定して増収を維持している。
経常利益もH24.6期が21百万円であったものがH28.6期は103百万円と、最終利益もH24.6期が17百万円であったものがH28.6期は80百万円と増益を維持している。
総資産は5年間で425百万円から633百万円まで拡大した。
自己資本比率は5年間で65%程度で推移しており、従業員数は5年間で95人から131人まで拡大した。
【実施する事業】
①パッケージ事業(直近H29.3期3Q 売上380百万円、営業利益171百万円)
クラウドによる自社ERPを提供。
基幹業務システムの導入時に受領する対価(フロー型売上)と、導入企業が継続利用することで生じる対価(ストック型売上)で構成される。
MA-EYES(エムエーアイズ)、GLOBAL EYES、J-Fusionソリューションを販売。
②システムインテグレーション事業(直近H29.3期3Q 売上432百万円、営業利益120百万円)
顧客企業先に常駐して開発を実施。
ITサービス提供企業の外部向けWebサービス提供システム(個人向けスポーツ関連情報提供サイト等)の構築や、システムインテグレーターが受託した企業向け社内システム構築などの開発案件に参画。
【損益(直近)】
(売上、売上総利益)
H29.3期3Qの売上進捗率は前期比で79%、売上総利益は前期比で83%と増収増益を維持している。
売上原価の大部分は労務費が占めており、H28.6期において売上原価のうち80%は労務費が占める。
(販管費、営業損益)
売上高、粗利は増加傾向にあるものの販管費はほぼ横ばいで推移している。
H29.3期の前期比販管費進捗率は70%と固定費は抑えられている。
(最終利益)
「最終利益÷営業利益」比率は7割程度で推移しており標準的であり、最終利益は営業利益に連動して推移している。
【財政状態】
(財務諸表の特徴)
無借金でありキャッシュ残は522百万円と多額に余剰を有している。
財務内容は非常に安定している。
(ROAとROE)
直近決算期であるH29.3期の純資産と想定発行価格による増資と直近決算期の利益を前提としたROA、ROEはそれぞれ13.8%、19.6%と資産効率性は非常に高いと言える。
(IPO調達資金が自己資本へ与える影響)
想定発行価格と公募株式数に基づく調達資金は118百万円であり、直近純資産に対して24%の自己資本増加となる。
【株価】
(将来見込み)
増収増益は継続しているため、今後も業容拡大すれば既存のPERは割安といえるのではないか。
(PER指標)
直近決算期であるH29.3期の利益を単純年換算した利益と想定発行価格を前提としたPER(希薄化株式考慮済)は15.8倍である。
(PBR指標)
直近決算期であるH29.3期の純資産と想定発行価格による増資を前提としたPBRは3.1倍である。
ただし、ROEが20%近くあるため割高であるとは言えない水準である。
(その他)
想定発行価格による増資とH29.3期の単純年間換算営業利益に基づいたEBIT倍率は6.0倍であり、EBITDA倍率は6.0倍である。
キャッシュ保有が大きいことが要因であるが明らかに割安な水準である。
当選枚数は3,432枚と少なく比較的当選しにくいと見られる。
設立:2002年7月
本社所在地:東京都品川区西五反田二丁目
事業内容:クラウドERP(MA-EYES)の開発および販売を行うパッケージ事業と、顧客が構築するシステムの受託開発やIT人材の派遣を行うシステムインテグレーション事業
業種分類:情報通信業
決算:6月
上場市場:マザーズ
監査人:太陽
主幹事証券:SBI証券
社長:白岩次郎、昭和48年生まれ、東海銀行、SAPを経て当社設立
【過去の業績推移】
直近5年の推移において売上高はH24.6期が695百万円であったものがH28.6期は1,025百万円と安定して増収を維持している。
経常利益もH24.6期が21百万円であったものがH28.6期は103百万円と、最終利益もH24.6期が17百万円であったものがH28.6期は80百万円と増益を維持している。
総資産は5年間で425百万円から633百万円まで拡大した。
自己資本比率は5年間で65%程度で推移しており、従業員数は5年間で95人から131人まで拡大した。
【実施する事業】
①パッケージ事業(直近H29.3期3Q 売上380百万円、営業利益171百万円)
クラウドによる自社ERPを提供。
基幹業務システムの導入時に受領する対価(フロー型売上)と、導入企業が継続利用することで生じる対価(ストック型売上)で構成される。
MA-EYES(エムエーアイズ)、GLOBAL EYES、J-Fusionソリューションを販売。
②システムインテグレーション事業(直近H29.3期3Q 売上432百万円、営業利益120百万円)
顧客企業先に常駐して開発を実施。
ITサービス提供企業の外部向けWebサービス提供システム(個人向けスポーツ関連情報提供サイト等)の構築や、システムインテグレーターが受託した企業向け社内システム構築などの開発案件に参画。
【損益(直近)】
(売上、売上総利益)
H29.3期3Qの売上進捗率は前期比で79%、売上総利益は前期比で83%と増収増益を維持している。
売上原価の大部分は労務費が占めており、H28.6期において売上原価のうち80%は労務費が占める。
(販管費、営業損益)
売上高、粗利は増加傾向にあるものの販管費はほぼ横ばいで推移している。
H29.3期の前期比販管費進捗率は70%と固定費は抑えられている。
(最終利益)
「最終利益÷営業利益」比率は7割程度で推移しており標準的であり、最終利益は営業利益に連動して推移している。
【財政状態】
(財務諸表の特徴)
無借金でありキャッシュ残は522百万円と多額に余剰を有している。
財務内容は非常に安定している。
(ROAとROE)
直近決算期であるH29.3期の純資産と想定発行価格による増資と直近決算期の利益を前提としたROA、ROEはそれぞれ13.8%、19.6%と資産効率性は非常に高いと言える。
(IPO調達資金が自己資本へ与える影響)
想定発行価格と公募株式数に基づく調達資金は118百万円であり、直近純資産に対して24%の自己資本増加となる。
【株価】
(将来見込み)
増収増益は継続しているため、今後も業容拡大すれば既存のPERは割安といえるのではないか。
(PER指標)
直近決算期であるH29.3期の利益を単純年換算した利益と想定発行価格を前提としたPER(希薄化株式考慮済)は15.8倍である。
(PBR指標)
直近決算期であるH29.3期の純資産と想定発行価格による増資を前提としたPBRは3.1倍である。
ただし、ROEが20%近くあるため割高であるとは言えない水準である。
(その他)
想定発行価格による増資とH29.3期の単純年間換算営業利益に基づいたEBIT倍率は6.0倍であり、EBITDA倍率は6.0倍である。
キャッシュ保有が大きいことが要因であるが明らかに割安な水準である。
当選枚数は3,432枚と少なく比較的当選しにくいと見られる。
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ビーブレイクシステムズ(3986) | |||||
(単位:千円) | H27.6 | H28.6 | 増減 | H29.3 | 進捗/増減 |
売上高 | 882,053 | 1,025,008 | 142,955 | 813,073 | 79% |
年間予想 | 1,084,097 | 75% | |||
売上総利益 | 327,650 | 423,688 | 96,038 | 350,545 | 83% |
販管費 | 303,020 | 320,507 | 17,487 | 225,128 | 70% |
営業利益 | 24,630 | 103,181 | 78,551 | 125,417 | 122% |
年間予想 | 167,223 | 75% | |||
減価償却費 | 113 | 90 | △23 | 0% | |
EBITDA | 24,743 | 103,271 | 78,528 | 125,417 | 121% |
支配株主帰属利益 | 17,657 | 80,550 | 62,893 | 88,637 | 110% |
年間予想 | 118,183 | 75% | |||
簡易営業キャッシュフロー | 17,770 | 80,640 | 62,870 | 88,637 | |
年間予想 | 118,183 | ||||
※年間予想はQ数値を年次に単純換算した金額 | |||||
H27.6 | H28.6 | H29.3 | 予想 | ||
売上総利益率 | 37.1% | 41.3% | 43.1% | ||
営業利益率 | 2.8% | 10.1% | 15.4% | 15.4% | |
支配株主帰属利益率 | 2.0% | 7.9% | 10.9% | 10.9% | |
最終利益÷営業利益 | 71.7% | 78.1% | 70.7% | 70.7% | |
ビーブレイクシステムズ(3986)の財政状態 | |||||
H29.3 | |||||
現預金等 | 522,579 | ||||
流動資産 | 688,326 | ||||
流動負債 | 203,185 | ||||
流動資産ー流動負債 | 485,141 | ||||
うち現金短借以外 | △37,438 | ||||
有利子負債(流動) | 0 | ||||
有利子負債(固定) | 0 | ||||
有利子負債計 | 0 | ||||
ネット有利子負債 | △522,579 | ||||
固定資産 | 49,767 | ||||
固定負債 | 50,679 | ||||
純資産 | 484,229 | ||||
非支配株主持分 | 0 | ||||
親会社所有者持分 | 484,229 | ||||
流動比率 | 339% | ||||
固定長期適合率 | 9% | ||||
自己資本比率 | 66% | ||||
有利子負債比率 | 0% | ||||
ビーブレイクシステムズ(3986)の利益指標 | |||||
H29.3 | 予想 | ||||
ROE | 19.6% | 19.6% | |||
ROA | 13.8% | 13.8% | |||
ビーブレイクシステムズ(3986)の株式数,時価総額の見込み | |||||
上場前発行済株式 | 1,102,000 | 自己株式除く | |||
うち売出株数 | 250,000 | 当選枚数 | |||
上場時発行株式 | 93,200 | オーバーアロットメント含 | 3,432 | ||
引受価額 | 1,269.6 | 円 | |||
上場時調達見込額 | 118,327 | 千円 | |||
調達後親会社所有者持分 | 602,556 | ||||
上場時増資額/直近純資産 | 24% | ||||
直近株価 | 1,380 | 想定発行価格 | |||
時価総額 | 1,649,376 | 千円 | |||
非支配株主持分 | 0 | ||||
純有利子負債 | △640,906 | ||||
事業価値 | 1,008,470 | ||||
潜在株 | 154,440 | 潜在株割合 | 12.9% | ||
ビーブレイクシステムズ(3986)の株価指標 | |||||
指標 | H29.3 | 予想 | |||
EBIT倍率 | 6.0 | 6.0 | |||
EBITDA倍率 | 6.0 | ||||
営業利益PER | 11.1 | 11.1 | |||
PER | 15.8 | 15.8 | |||
PBR | 3.1 | ||||
ビーブレイクシステムズ(3986)における従業員の状況 | |||||
H29.3 | |||||
連結人員 | 126 | 人 | |||
親会社単体人員 | 126 | 人 | |||
親会社単体平均年齢 | 30.5 | 才 | |||
親会社単体平均年収 | 4,520 | 千円 | |||
一人あたり年間粗利(連結) | 3,709 | 千円 | |||
一人あたり年間販管費(連結) | 2,382 | 千円 |