マルマエ(6264)の業績・株価・財務分析(H30.5期時点)

2018/06/29

企業分析

【マルマエの分析結果】
H30.2四半期のみ営業利益低下したが、基本的に売上、営業利益ともに上昇傾向にある。H30.5四半期は売上高最高で営業利益率も高く非常に好調であった。固定資産34億のうち、建物が10億、機械装置が15億、土地が7億を占める。

【マルマエの事業内容】
要求品質が高く複雑な形状であることから高い参入障壁を持つ真空パーツが強みである。少量多品種の部品製造業としては高度な品質管理を保持している。
半導体製造装置関連部品、FPD製造装置関連部品を製造販売。
売り先は日本発条、東京エレクトロン向けが3割、ワイエイシイ向けが1割程度ある。主な仕入先は白銅である。

【マルマエの業績推移】
(前年同期比分析)
前年同期比で売上に関して直近Q累積額は前年比で+1,282百万円であり、前Q比で+62.1%となった。営業利益では前期比で+463百万円であり、前Q比で+96.1%となった。
(直近四半期比較分析)
売上に関して直近Qは前Q比で+154百万円であり、前Q比で+14.4%となった。
営業利益は直近Qは前Q比で+111百万円であり、前Q比で+43.0%となった。
最終利益は直近Qは前Q比で+74百万円であり、前Q比で+39.4%となった。
大幅な増収増益である。





【マルマエの時価総額、事業価値、PBR,PER等】
直近純資産額3,617百万円に対して時価総額は17,391百万円、ネットキャッシュは-674百万円、事業価値は18,065百万円、総資産額6,854百万円のうち、固定資産が3,464百万円を占める。
PERは会社予想利益に基づくと20.0倍、直近Q年換算数値に基づくと19.5倍、直近Qの4倍の前提に基づくと16.6倍である。
直近四半期決算書に基づくPBRは4.8倍である。


 

スポンサーリンク



【マルマエ(6264)の業績・PER等分析】
損益計算書/ 指標 年間予想 直Q年換算 H30.5 H30.2 H29.11 H29.8
 売上(百万円) 4,520 4,460 1,227 1,073 1,045 972
 営業利益(百万円) 1,260 1,260 369 258 318 282
営業利益率 27.9% 28.3% 30.1% 24.0% 30.4% 29.0%
 経常利益(百万円) 1,240 1,247 366 253 316 268
 最終利益(百万円) 870 893 262 188 220 209
 最終÷経常比率 70.2% 71.7% 71.6% 74.3% 69.6% 78.0%
 ROE 24.1% 24.7% 29.0% 20.8% 24.3% 23.1%
 ROA(IPO後) 12.7% 13.0% 15.3% 11.0% 12.8% 12.2%
 EV/EBIT倍率 14.3 倍 14.3 倍 12.2 倍 17.5 倍 14.2 倍 16.0 倍
PER 20.0 倍 19.5 倍 16.6 倍 23.1 倍 19.8 倍 20.8 倍
貸借対照表(単位:百万円)
純資産 3,617 総資産 6,854 発行済株 11,912千株
ネットキャッシュ (674) 事業価値 18,065 固定資産 3,464
株価(H30.6.29)時点 1,460 時価総額 17,391 PBR 4.81 倍
純資産-ネットキャッシュ 4,291 修正PBR 4.21 倍 修正PER 20.76 倍
株価分析
75日移動平均値 1,624 乖離率 -10%