IPO上場/キャンディル(1446)の業績・株価・財務分析

2018/06/01

IPO

【キャンディルの事業内容】
・住宅建材に発生した傷をリペア(補修)するサービスを提供、建物における内装建材、家具等に発生した傷や不具合を、部材交換することなく補修するサービス。大手ハウスメーカー、大手ハウスビルダー、ゼネコン、デベロッパー、建築関連業者などから依頼を受け、現場に赴いてリペアサービスを提供。全国58拠点で展開。

・引渡し後の住宅のアフター定期点検(クリニックサービス)や各種メンテナンス、お住まいの方からの問合わせに対応するコールセンター、大規模な改修を伴わない小規模なリフォームにおける設計・デザイン・施工、住宅設備等に発生した不具合や施工時に発生した不具合に対して、対象となる物件一斉に対応するリコール対応サービス(リフィットサービス)などの住環境向け建築サービスを実施。

・商業施設の内装仕上げ工事、オフィス移転時の家具や什器の設置や内装変更、ホテルの家具取り付け、家具の組み立て、建築揚重などの商環境向け建築サービス。

【キャンディルの既存株主】
主な株主は新生クレアシオンパートナーズ(67.0%)、林 晃生(社長)(16.7%)、TRAキャピタル(6.4%)である。
既存株主の売出は新生クレアシオンパートナーズ2号投資事業有限責任組合800千株が主なものである。

【キャンディルの定量情報】
従業員数はグループ全体で630人であり、平均年収(単体)は5,439千円、売上規模は11,959百万円(直近Q年換算では12,668百万円)である。営業利益規模は334百万円(直近Q年換算では556百万円)である。
直近総資産額は6,815百万円、純資産額は2,608百万円である。

【上場日とBB期間】
上場日は7/5であり、BB期間は6/19-6/25である。主幹事は野村證券である。

【キャンディルの業績推移】
売上に関して直近期(n期)は前期比(n-1期)で+1468百万円(+14.0%)、直近四半期年換算数値では前期比(n期)で+709百万円(+5.9%)である。
営業利益に関して直近期(n期)は前期比(n-1期)で+105百万円(+45.9%)、直近四半期年換算数値では前期比(n期)で+222百万円(+66.5%)である。
最終利益はn-1期が▲ 31百万円、n期が+112百万円、直近四半期年間算額が+310百万円である。

【キャンディルの時価総額】
想定発行価格に基づいた時価総額は5,800百万円(希薄化実行前提だと6,352百万円)である。

【PER、PBR】
PERはn-1期の利益に基づくとが-204.9倍、n期に基づくと56.7倍、直近四半期年間算額に基づくと20.5倍である。
直近四半期決算書に基づくPBRは2.1倍である。



【キャンディル(1446)の業績・PER分析】
損益計算書/ 指標 直Q年換算 直Q期 n期 n-1期
 売上(百万円) 12,668 6,334 11,959 10,491
 売上総利益(百万円) 4,582 2,291 4,293 3,898
 粗利率 36.2% 36.2% 35.9% 37.2%
 営業利益(百万円) q 556 278 334 229
営業利益率 4.4% 4.4% 2.8% 2.2%
 最終利益(百万円) r 310 155 112 (31)
 ROE(IPO後) r÷l 11.0% 4.0% -1.1%
 ROA(IPO後) r÷m 4.4% 1.6% -0.4%
 EV/EBIT倍率 p÷q 13.1 21.8 31.8
 想定発行価格PER i÷r 20.5 56.7 (204.9)
増収増益は継続しているものの伸びは大きくはない。
年間ののれん償却費負担が192百万円あり(償却は20年以内)。のれん負担が重く、ROAは4.4%であるがのれん償却後利益を前提としたROEは10%を越えている。
想定時価総額(百万円)/希薄化込 5,800 6,352
事業価値(百万円)/純資産倍率 7,278 2.1
資本政策 日付 分割数・単価 日付 分割数・単価
株式分割 H30/2 100
譲渡・新株単価(分割考慮) H29/9 515 H27/11 500
想定発行価格 1,160
既存株主(希薄化除く) 持株数(千株) 持株比率 発行済株式数(千株)
新生クレアシオンパートナーズ 3,218 67% 4,800
林 晃生(社長) 800 17%
TRAキャピタル 305 6%
PERシミュレーション 20倍 50倍 100倍 150倍
 必要最終利益(百万円) 318 127 64 42
 必要営業利益(70%前提) 454 181 91 60
【キャンディル(1446)の会社情報・BS分析】
項目 内容
会社名 キャンディル
証券コード 1446
市場/主幹事証券 マザーズ 野村證券
上場日/BB期間 7/5 6/19-6/25
事業内容 ・住宅建材に発生した傷をリペア(補修)するサービスを提供、建物における内装建材、家具等に発生した傷や不具合を、部材交換することなく補修するサービス。大手ハウスメーカー、大手ハウスビルダー、ゼネコン、デベロッパー、建築関連業者などから依頼を受け、現場に赴いてリペアサービスを提供。全国58拠点で展開。
・引渡し後の住宅のアフター定期点検(クリニックサービス)や各種メンテナンス、お住まいの方からの問合わせに対応するコールセンター、大規模な改修を伴わない小規模なリフォームにおける設計・デザイン・施工、住宅設備等に発生した不具合や施工時に発生した不具合に対して、対象となる物件一斉に対応するリコール対応サービス(リフィットサービス)などの住環境向け建築サービスを実施。
・商業施設の内装仕上げ工事、オフィス移転時の家具や什器の設置や内装変更、ホテルの家具取り付け、家具の組み立て、建築揚重などの商環境向け建築サービス。
人員(人)/年齢(歳)/年収(千円) 630 42 5,439
募集株数(OA含む) 200,000 a
売出株数(OA含む) 950,000 b
主な売出人 新生クレアシオンパートナーズ2号投資事業有限責任組合800千株
発行済株式数(上場前/自己株除) 4,800,200 c
発行済株式数(上場直後) 5,000,200 d=a+c
希薄化株式数(新株予約権) 475,400 e
発行済株式数希薄化後(上場後) 5,475,600 f=d+e
想定発行価格(円) 1,160 g
上場後時価総額(百万円) 5,800 h=d×g
上場後時価総額/希薄化込(百万円) 6,352 i=f×g
直近純資産(百万円) 2,608 j
直近総資産(百万円) 6,815 k
IPO後純資産(百万円) 2,821 l=j+a×g
IPO後総資産(百万円) 7,028 m=k+a×g
IPO後PBR 2.1 n=h÷l
ネットキャッシュ(百万円) (1,478) o
EV 7,278 p=h-o
貸借対照表
総資産68億円のうち、のれんが31億円を占める。一方純借入金は15億円あり借入金負担が比較的重い。