小松製作所(6301)の業績・株価・財務分析(H30.6期時点)

2018/07/27

企業分析

【小松製作所(H30.6四半期)の分析結果】
営業利益率改善により営業利益は4半期実績で過去最大水準。産業機械は前四半期よりピークアウトした印象だが、建設機械・車両は横ばい、リテールファイナンスは利益を伸ばしている。







【小松製作所の事業内容】
「建設機械・車両」、「リテールファイナンス」(建設機械のリース、割賦)、「産業機械他」の3部門にわたって、製品の研究開発、生産、販売、サービス、販売金融に至る幅広い事業活動を国内並びに海外で展開。



【小松製作所の業績推移】
(前年同期比分析)
前年同期比で売上に関して直近Q累積額は前年比で+84,849百万円であり、前Q比で+15.1%となった。営業利益では前期比で+44,345百万円であり、前Q比で+85.8%となった。
(直近四半期比較分析)
売上に関して直近Qは前Q比で▲ 49,246百万円であり、前Q比で▲7.1%となった。
営業利益は直近Qは前Q比で+12,656百万円であり、前Q比で+15.2%となった。
最終利益は直近Qは前Q比で+21,624百万円であり、前Q比で+52.3%となった。



【小松製作所の時価総額、事業価値、PBR,PER等】
直近純資産額1,696,758百万円に対して時価総額は3,246,197百万円、ネットキャッシュは-414,397百万円、事業価値は3,660,594百万円、総資産額3,480,931百万円のうち、固定資産が1,236,148百万円を占める。
PERは会社予想利益に基づくと14.4倍、直近Q年換算数値に基づくと12.9倍、直近Qの4倍の前提に基づくと12.9倍である。
直近四半期決算書に基づくPBRは1.9倍である。


【小松製作所(6301)の業績・PER等分析】
損益計算書/ 指標 年間予想 直Q年換算 H30.6 H30.3 H29.12 H29.9
 売上(百万円) 2,503,000 2,584,240 646,060 695,306 646,843 597,747
 営業利益(百万円) 339,000 384,192 96,048 83,392 75,566 60,920
営業利益率 13.5% 14.9% 14.9% 12.0% 11.7% 10.2%
 税前利益(百万円) 320,000 371,760 92,940 76,467 71,223 96,023
 最終利益(百万円) 226,000 251,880 62,970 41,346 53,309 65,360
 最終÷経常比率 70.6% 67.8% 67.8% 54.1% 74.8% 68.1%
 ROE 13.3% 14.8% 14.8% 9.7% 12.6% 15.4%
 ROA(IPO後) 6.5% 7.2% 7.2% 4.8% 6.1% 7.5%
 EV/EBIT倍率 10.8 倍 9.5 倍 9.5 倍 11.0 倍 12.1 倍 15.0 倍
PER 14.4 倍 12.9 倍 12.9 倍 19.6 倍 15.2 倍 12.4 倍
建設機械、車両セグメント売上 2,376,844 594,211 622,032 594,516 549,356
建設機械、車両セグメント営業利益 353,272 88,318 92,019 80,196 56,493
産業機械他セグメント売上 164,980 41,245 63,923 42,306 40,516
産業機械他セグメント営業利益 12,176 3,044 5,320 4,302 2,448
リテールファイナンスセグメント売上 57,036 14,259 14,317 14,750 13,690
リテールファイナンスセグメント営業利益 21,968 5,492 4,011 3,043 2,584
貸借対照表(単位:百万円)
株主資本 1,696,758 総資産 3,480,931 発行済株 943,388千株
ネットキャッシュ (414,397) 事業価値 3,660,594 固定資産 1,236,148
株価(H30.7.27)時点 3,441 時価総額 3,246,197 PBR 1.91 倍
純資産-ネットキャッシュ 2,111,155 修正PBR 1.73 倍 修正PER 16.20 倍
株価分析
75日移動平均値 3,454 乖離率 0%



 

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