東京エレクトロン(8035)の業績・株価・財務分析(H30.6期時点)

2018/07/26

企業分析

【東京エレクトロン(H30.6四半期)の分析結果】
直近四半期であるH30.3四半期比では減収減益だが前年同期比では増収増益。韓国向けが弱くなり、中国向けが強くなっている。
財務指標としては、高ROE、低PERである。









【東京エレクトロンの事業内容】
半導体製造装置及びFPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置の産業用エレクトロニクス製品の製造・販売。2021年3月期は売上17,000億円、営業利益4,760億円を目指す。主な売り先は、Samsung Electronics Co., Ltd.、Intel Corporation、SK hynix Inc.等である。



【東京エレクトロンの業績推移】
(前年同期比分析)
前年同期比で売上に関して直近Q累積額は前年比で+59,173百万円であり、前Q比で+25.0%となった。営業利益では前期比で+17,628百万円であり、前Q比で+32.2%となった。
(直近四半期比較分析)
売上に関して直近Qは前Q比で▲ 60,409百万円であり、前Q比で▲17.0%となった。
営業利益は直近Qは前Q比で▲ 27,343百万円であり、前Q比で▲27.4%となった。
最終利益は直近Qは前Q比で▲ 17,246百万円であり、前Q比で▲23.6%となった。



【東京エレクトロンの時価総額、事業価値、PBR,PER等】
直近純資産額772,332百万円に対して時価総額は3,118,987百万円、ネットキャッシュは136,088百万円、事業価値は2,982,899百万円、総資産額1,185,050百万円のうち、固定資産が267,730百万円を占める。
PERは会社予想利益に基づくと11.6倍、直近Q年換算数値に基づくと14.0倍、直近Qの4倍の前提に基づくと14.0倍である。
直近四半期決算書に基づくPBRは4.0倍である。




 

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【東京エレクトロン(8035)の業績・PER等分析】
損益計算書/ 指標 年間予想 直Q年換算 H30.6 H30.3 H29.12 H29.9
 売上(百万円) 1,400,000 1,182,276 295,569 355,978 257,774 280,580
 営業利益(百万円) 366,000 289,672 72,418 99,761 58,093 68,528
営業利益率 26.1% 24.5% 24.5% 28.0% 22.5% 24.4%
 経常利益(百万円) 366,000 300,848 75,212 100,311 57,360 67,917
 最終利益(百万円) 270,000 222,964 55,741 72,987 40,716 49,416
 最終÷経常比率 73.8% 74.1% 74.1% 72.8% 71.0% 72.8%
 ROE 35.0% 28.9% 28.9% 37.8% 21.1% 25.6%
 ROA(IPO後) 22.8% 18.8% 18.8% 24.6% 13.7% 16.7%
 EV/EBIT倍率 8.1 倍 10.3 倍 10.3 倍 7.5 倍 12.8 倍 10.9 倍
PER 11.6 倍 14.0 倍 14.0 倍 10.7 倍 19.2 倍 15.8 倍
半導体製造装置セグメント売上 1,121,600 280,400 326,080 241,411 265,774
半導体製造装置セグメント営業利益 313,464 78,366 100,739 69,034 78,659
FPD製造装置セグメント売上 60,452 15,113 29,779 16,265 14,701
FPD製造装置セグメント営業利益 9,784 2,446 7,487 3,088 2,265
貸借対照表(単位:百万円)
純資産 772,332 総資産 1,185,050 発行済株 164,114千株
ネットキャッシュ 136,088 事業価値 2,982,899 固定資産 267,730
株価(H30.7.26)時点 19,005 時価総額 3,118,987 PBR 4.04 倍
純資産-ネットキャッシュ 636,244 修正PBR 4.69 倍 修正PER 11.05 倍
株価分析
75日移動平均値 19,927 乖離率 -5%