【ミンカブ・ジ・インフォノイドの概要】
増収傾向にあるものの営業利益は充分でなく想定PERは非常に高い。n期、n-1期は海外展開整理損失及び海外展開用ソフトウエア資産の減損損失等を認識して特別損失を計上。直近期は繰越欠損金利用により税金費用負担はほとんどない。発行済株式の約6割を投資組合が保有。
【ミンカブ・ジ・インフォノイドの事業内容】
2007/10月「みんなの株式」のサービスを開始。2014/10月投資家向け株式情報配信サイト「株探(Kabutan)」を事業譲受により取得。
「みんなの株式」、「株探(Kabutan)」等の当社が提供する投資家向け情報サイト及び当社が業務提携によりサイト運営の一翼を担うサービスから得られる広告収益が収益源となるメディア事業と、情報系フィンテックソリューションを第三者に提供するASPサービス、それに付随するソフトウエア開発業務並びにその保守・運営業務等から得られる収益が収益源となるソリューション事業の2本柱。
【ミンカブ・ジ・インフォノイドの株主】
主な株主は瓜生 憲(7.2%)、FinTechビジネスイノベーションファンド(8.8%)、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社(8.5%)である。
既存株主の売出はあすかDBJファンド384千株、GmbH & Co. KGaA254千株、起業ファンド206千株が主なものである。
【ミンカブ・ジ・インフォノイドの定量情報】
従業員数はグループ全体で83人であり、平均年収(単体)は5,453千円、売上規模は1,370百万円(直近Q年換算では1,892百万円)である。営業利益規模は143百万円(直近Q年換算では188百万円)である。
直近総資産額は2,399百万円、純資産額は1,166百万円である。
【上場日とBB期間】
上場日は3/19であり、BB期間は3/1-3/7である。主幹事はSBI証券である。
【ミンカブ・ジ・インフォノイドの業績推移】
売上に関して直近期(n期)は前期比(n-1期)で+321百万円(+30.6%)、直近四半期年換算数値では前期比(n期)で+522百万円(+38.1%)である。
営業利益に関して直近期(n期)は前期比(n-1期)で+18百万円(+14.4%)、直近四半期年換算数値では前期比(n期)で+45百万円(+31.5%)である。
最終利益はn-1期が▲ 1322百万円、n期が▲ 126百万円、直近四半期年間算額が+148百万円である。
【ミンカブ・ジ・インフォノイドの時価総額(想定発行価格前提)】
想定発行価格に基づいた時価総額は12,430百万円(希薄化実行前提だと13,587百万円)である。
【ミンカブ・ジ・インフォノイドのPBR,PER】
PERは直近四半期年間算額に基づくと91.8倍である。
直近四半期決算書に基づくPBRは5.2倍である。
増収傾向にあるものの営業利益は充分でなく想定PERは非常に高い。n期、n-1期は海外展開整理損失及び海外展開用ソフトウエア資産の減損損失等を認識して特別損失を計上。直近期は繰越欠損金利用により税金費用負担はほとんどない。発行済株式の約6割を投資組合が保有。
【ミンカブ・ジ・インフォノイドの事業内容】
2007/10月「みんなの株式」のサービスを開始。2014/10月投資家向け株式情報配信サイト「株探(Kabutan)」を事業譲受により取得。
「みんなの株式」、「株探(Kabutan)」等の当社が提供する投資家向け情報サイト及び当社が業務提携によりサイト運営の一翼を担うサービスから得られる広告収益が収益源となるメディア事業と、情報系フィンテックソリューションを第三者に提供するASPサービス、それに付随するソフトウエア開発業務並びにその保守・運営業務等から得られる収益が収益源となるソリューション事業の2本柱。
【ミンカブ・ジ・インフォノイドの株主】
主な株主は瓜生 憲(7.2%)、FinTechビジネスイノベーションファンド(8.8%)、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社(8.5%)である。
既存株主の売出はあすかDBJファンド384千株、GmbH & Co. KGaA254千株、起業ファンド206千株が主なものである。
【ミンカブ・ジ・インフォノイドの定量情報】
従業員数はグループ全体で83人であり、平均年収(単体)は5,453千円、売上規模は1,370百万円(直近Q年換算では1,892百万円)である。営業利益規模は143百万円(直近Q年換算では188百万円)である。
直近総資産額は2,399百万円、純資産額は1,166百万円である。
【上場日とBB期間】
上場日は3/19であり、BB期間は3/1-3/7である。主幹事はSBI証券である。
【ミンカブ・ジ・インフォノイドの業績推移】
売上に関して直近期(n期)は前期比(n-1期)で+321百万円(+30.6%)、直近四半期年換算数値では前期比(n期)で+522百万円(+38.1%)である。
営業利益に関して直近期(n期)は前期比(n-1期)で+18百万円(+14.4%)、直近四半期年換算数値では前期比(n期)で+45百万円(+31.5%)である。
最終利益はn-1期が▲ 1322百万円、n期が▲ 126百万円、直近四半期年間算額が+148百万円である。
【ミンカブ・ジ・インフォノイドの時価総額(想定発行価格前提)】
想定発行価格に基づいた時価総額は12,430百万円(希薄化実行前提だと13,587百万円)である。
【ミンカブ・ジ・インフォノイドのPBR,PER】
PERは直近四半期年間算額に基づくと91.8倍である。
直近四半期決算書に基づくPBRは5.2倍である。
【ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)の業績・PER分析】 | ||||
損益計算書/ 指標 | 直Q年換算 | 直Q期 | n期 | n-1期 |
売上(百万円) | 1,892 | 1,419 | 1,370 | 1,049 |
売上総利益(百万円) | 844 | 633 | 574 | 559 |
粗利率 | 44.6% | 44.6% | 41.9% | 53.3% |
販管費(百万円) | 656 | 492 | 431 | 434 |
営業利益(百万円) q | 188 | 141 | 143 | 125 |
営業利益率 | 9.9% | 9.9% | 10.4% | 11.9% |
最終利益(百万円) r | 148 | 111 | (126) | (1,322) |
最終利益÷営業利益 | 79% | 79% | -88% | -1058% |
ROE(IPO後) r÷l | 6.1% | -5.2% | -54.8% | |
ROA(IPO後) r÷m | 4.1% | -3.5% | -36.3% | |
EV/EBIT倍率 p÷q | 68.2 | 89.6 | 102.5 | |
想定発行価格PER i÷r | 91.8 | NA | NA | |
増収傾向にあるものの営業利益は充分でなく想定PERは非常に高い。n期、n-1期は海外展開整理損失及び海外展開用ソフトウエア資産の減損損失等を認識して特別損失を計上。直近期は繰越欠損金利用により税金費用負担はほとんどない。発行済株式の約6割を投資組合が保有。 | ||||
想定時価総額(百万円)/希薄化込 | 12,430 | 13,587 | ||
事業価値(百万円)/純資産倍率 | 12,816 | 5.2 | ||
資本政策 | 日付 | 分割数・単価 | 日付 | 分割数・単価 |
株式分割 | 2019/1 | 100 | ||
譲渡・新株単価(分割考慮) | 2013/9 | 300 | 2018/9 | 700 |
想定発行価格 | 960 | |||
既存株主(希薄化除く) | 持株数(千株) | 持株比率 | 発行済株式数(千株) | |
瓜生 憲 | 834 | 7% | 11,537 | |
FinTechビジネスイノベーションファンド | 1,020 | 9% | ||
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 | 980 | 8% | ||
PERシミュレーション | 20倍 | 50倍 | 100倍 | 150倍 |
必要最終利益(百万円) | 679 | 272 | 136 | 91 |
必要営業利益(70%前提) | 970 | 388 | 194 | 129 |
【ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)の会社情報・BS分析】 | ||||
項目 | 内容 | |||
会社名/社長 | ミンカブ・ジ・インフォノイド | 瓜生 憲 | ||
証券コード | 4436 | |||
市場/主幹事証券 | マザーズ | SBI証券 | ||
上場日/BB期間 | 3/19 | 3/1-3/7 | ||
事業内容 | 2007/10月「みんなの株式」のサービスを開始。2014/10月投資家向け株式情報配信サイト「株探(Kabutan)」を事業譲受により取得。「みんなの株式」、「株探(Kabutan)」等の当社が提供する投資家向け情報サイト及び当社が業務提携によりサイト運営の一翼を担うサービスから得られる広告収益が収益源となるメディア事業と、情報系フィンテックソリューションを第三者に提供するASPサービス、それに付随するソフトウエア開発業務並びにその保守・運営業務等から得られる収益が収益源となるソリューション事業の2本柱。 | |||
IPO調達額(百万円)/資金使途 | 1,246 | 既存自社利用ソフトウエアの維持更新に1,200百万円、そのhかは運転資金として利用 | ||
人員(人)/年齢(歳)/年収(千円) | 83 | 42.6 | 5,453 | |
募集株数(OA含む) | 1,411,000 | a | ||
売出株数(OA含む) | 1,740,200 | b | ||
主な売出人 | あすかDBJファンド384千株、GmbH & Co. KGaA254千株、起業ファンド206千株 | |||
発行済株式数(上場前/自己株除) | 11,536,900 | c | ||
発行済株式数(上場直後) | 12,947,900 | d=a+c | ||
希薄化株式数(新株予約権) | 1,204,900 | e | ||
発行済株式数希薄化後(上場後) | 14,152,800 | f=d+e | ||
想定発行価格(円) | 960 | g | ||
上場後時価総額(百万円) | 12,430 | h=d×g | ||
上場後時価総額/希薄化込(百万円) | 13,587 | i=f×g | ||
直近純資産(百万円) | 1,166 | j | ||
直近総資産(百万円) | 2,399 | k | ||
直近固定資産(百万円) | 1,431 | |||
IPO後純資産(百万円) | 2,412 | l=j+a×g | ||
IPO後総資産(百万円) | 3,645 | m=k+a×g | ||
IPO後PBR | 5.2 | n=h÷l | ||
ネットキャッシュ(百万円) | (386) | o | ||
EV | 12,816 | p=h-o | ||
貸借対照表 | ||||
大幅な利益剰余金を保有しているが増資により資金を調達し純資産はプラスである。しかし、借入もありネットキャッシュはマイナスである。 |