【Sansanの概要】
売上は急拡大しているが販管費(特に広告費)の増加も大きく黒字化に至っていない。N期の販管費8,950百万円のうち、販管費が4,478百万円を占める。
想定時価総額は多額であり正常PERを前提とした利益ハードルは高い。
【Sansanの事業内容】
2007/6名刺管理サービスを目的として設立。Sansan事業(名刺クラウド管理)、eight事業(SNS事業)を実施。
【Sansanの株主】
主な株主は寺田 親弘(37.1%)、DCM Ventures China Fund(6.9%)、株式会社INCJ(5.9%)である。
既存株主の売出は株式会社INCJ1,740千株、ジー・エス・グロース・インベストメント合同会社1,200千株ほかが主なものである。
【Sansanの定量情報】
従業員数はグループ全体で477 人であり、平均年収(単体)は6,085千円、売上規模は7,324百万円(直近Q年換算では9,815百万円)である。営業利益規模は-3,062百万円(直近Q年換算では-873百万円)である。
直近総資産額は8,320百万円、純資産額は3,636百万円である。
【上場日とBB期間】
上場日は6/19であり、BB期間は6/3-6/6である。主幹事は野村證券である。
【Sansanの業績推移】
売上に関して直近期(n期)は前期比(n-1期)で+2485百万円(+51.4%)、直近四半期年換算数値では前期比(n期)で+2491百万円(+34.0%)である。
【Sansanの時価総額(想定発行価格前提)】
想定発行価格に基づいた時価総額は126,565百万円(希薄化実行前提だと133,255百万円)である。
【SansanのPBR,PER】
直近四半期決算書に基づくPBRは13.0倍である。
売上は急拡大しているが販管費(特に広告費)の増加も大きく黒字化に至っていない。N期の販管費8,950百万円のうち、販管費が4,478百万円を占める。
想定時価総額は多額であり正常PERを前提とした利益ハードルは高い。
【Sansanの事業内容】
2007/6名刺管理サービスを目的として設立。Sansan事業(名刺クラウド管理)、eight事業(SNS事業)を実施。
【Sansanの株主】
主な株主は寺田 親弘(37.1%)、DCM Ventures China Fund(6.9%)、株式会社INCJ(5.9%)である。
既存株主の売出は株式会社INCJ1,740千株、ジー・エス・グロース・インベストメント合同会社1,200千株ほかが主なものである。
【Sansanの定量情報】
従業員数はグループ全体で477 人であり、平均年収(単体)は6,085千円、売上規模は7,324百万円(直近Q年換算では9,815百万円)である。営業利益規模は-3,062百万円(直近Q年換算では-873百万円)である。
直近総資産額は8,320百万円、純資産額は3,636百万円である。
【上場日とBB期間】
上場日は6/19であり、BB期間は6/3-6/6である。主幹事は野村證券である。
【Sansanの業績推移】
売上に関して直近期(n期)は前期比(n-1期)で+2485百万円(+51.4%)、直近四半期年換算数値では前期比(n期)で+2491百万円(+34.0%)である。
【Sansanの時価総額(想定発行価格前提)】
想定発行価格に基づいた時価総額は126,565百万円(希薄化実行前提だと133,255百万円)である。
【SansanのPBR,PER】
直近四半期決算書に基づくPBRは13.0倍である。
【Sansan(4443)の業績・PER分析】 | ||||
損益計算書/ 指標 | 直Q年換算 | 直Q期 | n期 | n-1期 |
売上(百万円) | 9,815 | 7,361 | 7,324 | 4,839 |
売上総利益(百万円) | 8,248 | 6,186 | 5,888 | 3,812 |
粗利率 | 84.0% | 84.0% | 80.4% | 78.8% |
販管費(百万円) | 9,121 | 6,841 | 8,950 | 4,590 |
営業利益(百万円) q | (873) | (655) | (3,062) | (778) |
営業利益率 | -8.9% | -8.9% | -41.8% | -16.1% |
最終利益(百万円) r | (917) | (688) | (3,085) | (790) |
最終利益÷営業利益 | 105% | 105% | 101% | 102% |
ROE(IPO後) r÷l | -9.4% | -31.7% | -8.1% | |
ROA(IPO後) r÷m | -6.4% | -21.4% | -5.5% | |
EV/EBIT倍率 p÷q | (139.4) | (39.7) | (156.4) | |
想定発行価格PER i÷r | NA | NA | NA | |
売上は急拡大しているが販管費(特に広告費)の増加も大きく黒字化に至っていない。N期の販管費8,950百万円のうち、販管費が4,478百万円を占める。想定時価総額は多額であり正常PERを前提とした利益ハードルは高い。 | ||||
想定時価総額(百万円)/希薄化込 | 126,565 | 133,255 | ||
事業価値(百万円)/純資産倍率 | 121,707 | 13.0 | ||
資本政策 | 日付 | 分割数・単価 | 日付 | 分割数・単価 |
株式分割 | 2018/6/15 | 10,000 | ||
譲渡・新株単価(分割考慮) | 2014/5/29 | 225 | 2017/7/28 | 1,759 |
想定発行価格 | 4,075 | |||
既存株主(希薄化除く) | 持株数(千株) | 持株比率 | 発行済株式数(千株) | |
寺田 親弘 | 10,920 | 37% | 29,432 | |
DCM Ventures China Fund | 2,030 | 7% | ||
株式会社INCJ | 1,740 | 6% | ||
PERシミュレーション | 20倍 | 50倍 | 100倍 | 150倍 |
必要最終利益(百万円) | 6,663 | 2,665 | 1,333 | 888 |
必要営業利益(70%前提) | 9,518 | 3,807 | 1,904 | 1,269 |
【Sansan(4443)の会社情報・BS分析】 | ||||
項目 | 内容 | |||
会社名/社長 | Sansan | 寺田親弘 | ||
証券コード | 4443 | |||
市場/主幹事証券 | マザーズ | 野村證券 | ||
上場日/BB期間 | 6/19 | 6/3-6/6 | ||
事業内容 | 2007/6名刺管理サービスを目的として設立。Sansan事業(名刺クラウド管理)、eight事業(SNS事業)を実施。 | |||
IPO調達額(百万円)/資金使途 | 6,098 | 広告宣伝販促2,575百万円、人件費3,000百万円 | ||
人員(人)/年齢(歳)/年収(千円) | 477 | 32.6 | 6,085 | |
募集株数(OA含む) | 1,626,500 | a | ||
売出株数(OA含む) | 7,010,000 | b | ||
主な売出人 | 株式会社INCJ1,740千株、ジー・エス・グロース・インベストメント合同会社1,200千株ほか | |||
発行済株式数(上場前/自己株除) | 29,432,353 | c | ||
発行済株式数(上場直後) | 31,058,853 | d=a+c | ||
希薄化株式数(新株予約権) | 1,641,641 | e | ||
発行済株式数希薄化後(上場後) | 32,700,494 | f=d+e | ||
想定発行価格(円) | 4,075 | g | ||
上場後時価総額(百万円) | 126,565 | h=d×g | ||
上場後時価総額/希薄化込(百万円) | 133,255 | i=f×g | ||
直近純資産(百万円) | 3,636 | j | ||
直近総資産(百万円) | 8,320 | k | ||
直近固定資産(百万円) | ||||
自己資本比率 | 44% | |||
IPO後純資産(百万円) | 9,734 | l=j+a×g | ||
IPO後総資産(百万円) | 14,418 | m=k+a×g | ||
IPO後PBR | 13.0 | n=h÷l | ||
ネットキャッシュ(百万円) | 4,858 | o | ||
EV | 121,707 | p=h-o | ||
貸借対照表 | ||||
流動負債の前受金が3,051百万円と多額である。資産総額8,320百万円のうち現預金が5,333百万円を占める。税務上の一時差異として繰越欠損金が10億円以上(税額)あるが税金資産は計上していない。 | ||||
Sansan | マザーズ | 野村證券 | 6/19 | 6/3-6/6 |